男性看護師だからこそ、できることもあるのです

近年になって、男性看護師の数がようやく増えてきましたが、10年ほど前に比べると2倍に増えたとはいえ、それでも全体のおよそ6%ですから、その数はまだまだ少ないと言わざるをえません。まだ「看護婦」と呼ばれていた頃、看護は女性の仕事であり、医師や患者のみならず、看護師自身でさえもそういった考えが根強く残っていました。


<男性看護師の存在意義>

男性看護師が世に出始めた90年代後半、その数も約15,000人と少なく、女性だけの職場へ男性が入ることに抵抗感があった女性看護師たちからの苦情や要望も多かったようです。男性看護師の先駆者たちは、そういった先輩たちの言葉を受け入れ、ときには耐えながらも懸命に患者のために働いたことでしょう。男性看護師は特にこの科が多いという例は挙げにくく、大病院などではほとんどの科へ平均的に人数が回るよう配置されてありますが、婦人科など女性特有の科は男性看護師も居づらく、また患者のほとんどが女性であることを憂慮して配置を避けられているようです。さらに、医療機器が壊れたときや力仕事を要するときなどは、女性看護師に呼ばれることも多いという話もあります。男性だからこそという利点を考慮すると、男性看護師は今後も増え続けて欲しい存在です。

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